グローバルに活躍するビジネスマンや学生にとって、英語ライティングは 逃れられないお仕事。
私も以前、プレスリリースやコピーライティングを書いたりしていました。しかし仕事において、英語がおかしいと、とっても恥ずかしい!
今回は英文資料作成や英語論文、プレゼンテーションにも役立つ、『ピリオドとスペース』について解説します!
日本にあふれる おかしな英語
日本で生活していると ちょっとおかしな表記や表現によく気がつきます。
翻訳会社にマニュアル英訳を外注したら、めちゃくちゃな英語できたこともありました。試しに外国籍の同僚に見てもらいましたが「意味がわからない」というレベル・・・コレでお金を取るなんてシンジラレナイ。
日本だけでなく非英語圏の国でよくあることです。変な英語を鵜呑みにしてはいけません!
間違った意見に惑わされてはいけない
「ピリオドの前にスペースは入れる?」
コトの発端は、非英語ネイティブの外国籍の同僚の間違った英語でした。普段から脱字や文法ミスが目立つ彼らの中に、英語ネイティブはいませんでした。
ある日、雑誌広告にのせるリード文を英語で作成しレビューを回したらに、ピリオドの前にスペースを入れろというコメントを入れて戻してきたんです!(もちろん間違い)
社外に出る文書でさすがに恥ずかしいので、抵抗すると、
「それが正しい英語だよ(自信満々)」(by 某ラテン系Aさん)
そんなバカな!!
証拠探し
まず、インターネットで 根拠を探しました。日本語で検索しても彼らは読めない(&説得力もない)ので、英語で検索。
しかし、ピリオドの後に入れるスペースの数の話はいっぱい出てきますが、ピリオドの前の話は、基本すぎてあまりはっきり書いていませんでした。そしたら・・・
「キミはアメリカ育ちだけれど、イギリスではピリオドの前にスペース入れるよ(自信満々)」(by 某ラテン系Bさん)
そんなアホな!!
イギリス新聞でも論文でも見ません!ていうか あなたイギリス人じゃないです。適当です。(笑)
現役通訳者に聞いてみた
知り合いの日系アメリカ人で、通訳をしている知人(ニューヨークやロサンゼルスのテレビ番組などにも出演)に聞いてみました。
ねぇねぇ、ピリオドの前にスペースを入れるのってアリなの?
いいえ(キッパリ)
アメリカだけ?
そんなはずはない。笑
オワリ
その他、四年制大学以上を卒業した欧米人にも数人確認しましたが、同じ回答でした。
結論
ピリオドの前に、スペースは入れません
日本の英語教育でもちゃんとそう習いました。それが正解です。iPhoneの自動修正機能でも、スペースは勝手に削除されます。
ただ、通訳者の友達は 全角記号 について、こう言っていました。
全角のピリオドやクエスチョンマークは、最後の文字との間に スペースが空いているように見えて変!
全角・半角を混ぜるのは正しくないので、英語を書くときは基本半角にしましょう。
英語にはちゃんとルールがあるー推奨:シカゴ・スタイル
英語論文など、書き方についてどのルール(スタイル)が設定されています。代表的な国際標準ルールはこちらで確認できます。
MLA APA & CMS: Guide to Properly Formatting Academic Writing
そちらでも、ピリオドの前にスペースはナシでした。
なので、会社での資料などもシカゴ・スタイルが一番ふさわしいです。文の書き方や引用の方法などで違反すると、減点や採点拒否をされたりします。
ビジネスの世界では、スタイル統一がされていることが基本です。業界や会社ごとに定められている場合もあります。オウン・ルールはNGです。
なお、前述の雑誌広告に関しては、無理やりピリオド無しで押し通しました。(笑)
まとめ「ピリオドの前にスペースは?」
- ピリオドの前に スペースは入れない
- 英語文章は、半角文字・半角記号を使う
- 国際標準スタイル・ルールに準拠する
今日も 読んでくださって、ありがとうございました!またきてね!
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